1.はじめに
1-4.
英語学習で得られるもの
ここまでこのウェブサイトで紹介していく内容の特徴を述べてきましたが、そもそも私は、誰もが英語をやるべきだとは思っていません。当面の間は、日本でも十分楽しく生きていけるでしょうし。
ただ、英語ができると、いろいろと「いいこと」があるのも事実。
圧倒的な情報量
まずは英語ができることで得られる情報量。世界中のインターネットの情報の80%以上は、英語で書かれていると言われています。これは実に日本語の100倍以上です。
また、マーケティングなどのノウハウも、アメリカのほうが日本より5年から10年は進んでいると言われています。私がこのサイトで紹介していく心理学系の学習モチベーションアップのノウハウも、アメリカで直接学んできたものがかなりあります。
ビジネスをするにせよ、株で儲けるにせよ、英語ができるだけで圧倒的に有利になるのは事実のようです。
激化するアジアにおける人材競争
私は2011年から中国の蘇州に住んでいます。こちらで生活していて感じることは、中国は本当に優秀な人材に溢れているということ。留学経験がなくとも、英語や日本語がペラペラの人材がたくさんいる。外国語を重視する学校に通っている子は、中学1年生にして、流暢に英語を話します。
日本でも、英語を公用語にする会社が増えてきていますが、理由は海外進出ではありません。アジアや世界から優秀な人材を採用するため。日本語だけでやっていては彼らを採用できないのです。そして、その優秀な人材は日本人を雇うよりもコストが低く採用できるケースも多い。
つまり、私たち日本人も、そういう優秀な人材との競争にすでに晒されているのです。今までは、英語をやるとチャンスが広がる時代。ところが今は、英語をやらないことがリスクである時代になってきているとも言えるでしょう。
年収に響くスキル
こんなデータを聞いたことがある方も多いかもしれません。
大阪府立大学の計量経済学の鹿野繁樹講師の研究結果によると、英語を使う人とそうでない人の年収格差は、男性で18・2%、女性で40・2%だそうです。
50代男性に限っては、年収格差は40%以上。50代の年収で4割差があるってすごいですよね。30代、40代からでも英語学習を始める価値はあるでしょう。
ただ、この統計から一概に「英語ができるから年収が高い」とは言えないと思っています。もっと大事なことは、「英語ができる人は努力して自分を磨くタイプの人だ」ということ。そこに本質があると私は信じています。英語ができる人は他の勉強もしています。本もたくさん読んでいるでしょうし、何より向上心が強いはず。だから年収も高いのでしょう。
このサイトの中では、体調管理から学習習慣まで、英語の学習以外にも応用できるノウハウを詰め込みました。英語学習がきっかけになって、読者のみなさんの人生が少しでも望む方向に行くことを願っています。
「だって楽しいんだもん」
ここまで読んで、理論的に物事を考えるタイプの人は、多少やる気になってくださったかもしれません。でも、人は感情で動くもの。
私がなぜいままで英語や中国語の語学学習をやってきたかと言えば、やっぱり楽しいから。
英語の本や映画、ドラマでの感動はもちろん、国境を越えて理解し合える喜びはさらに大きい。
中国語や英語で、世界中の人と語り合ってきました。沢木耕太郎の『深夜特急』を読んでトルコに旅立ってから、足を踏み入れた国は計40か国近く。ニューヨークの大学院留学で、その他イギリス、カナダ、ヨーロッパ各国の先進国で、はたまたシルクロードの果て、インド、アフリカなどの途上国で、多くの人と笑い、涙してきました。
最高でした。それはやっぱり現地の人と英語で語り合えたから。
やるからには、やっぱり最高の感動を取りに行きませんか。
自分に自信が持てるようになる
異文化の人と交流すると、やはり自分を顧みる機会が増えます。
「先進国で暮らしているって、なんて恵まれてるんだろう」
「なんで日本人はこう考えるんだろう?」
「俺ってまだまだちっちゃいな」
などなど。
他者とコミュニケーションをするための語学学習ですが、実は自分との対話も増えてきます。それによって、自分の人生を真剣に捉えるようになる。
また、日々の学習は生活に「張り」をもたらしてくれます。仕事プラスαで努力している自分。私が語学学習を指導してきた方の中でも、学習の過程で昇進が決まったり、転職が成功したり、人生そのものが向上していった人がたくさんいました。
さらに言えば、語学を通じての目標を達成できれば、その自信はその後もあなたを支えてくれます。
得られるものは語学力だけではないんです。語学学習によって、最高の人生への扉が開かれるのです。
やりたくなければ英語はやる必要はありません。
でも、こんないいいことばっかりの語学学習。やっぱりやらなきゃ損。そんな英語学習を思いっきり楽しめるような、誰にでもできる方法をどんどん紹介していきます。
ようこそ、あなたの人生を劇的に変える英語学習の世界へ。