2. そもそも「学習」とは何か?
語学学習の話を進める前に、そもそも「学習」とは何ぞや、ということについて述べておきましょう。ここのポイントを把握していると、語学学習の効率も上がってきます。
2-1.
「できない」人ほど成功する
「私はまだまだ英語ができない」
そう思っていますか? 思っている人はずばり、学習意欲の高い人。これからグングン伸びる可能性があります。
すべての学習には段階があります。ご存知の方もいるでしょう。私は以前コーチングを学んでいたときに知りました。
最初の段階は、「できないことさえわからない」無意識的不能の状態。
次が、「できないことを認識している」意識的不能。
それから、「意識すればできる」意識的可能を経て、
「特に意識しないでもできる」無意識的可能の状態
になっていきます。
たとえば、自転車という便利な乗り物があることを知って、練習をして、最終的に自然に乗れるようになる過程と一緒。
ここで大事なことは、「できない」と認識していることは、2番目の意識的不能の状態であって、「できないことさえわかっていない」、無意識的不能からは進んでいるということなのです。
さらに、その「できない」という認識や感情は向上心の裏返しでもあります。できないと思っている人は、やる気の導火線をすでに持っている人。あとは、その導火線に火をつけるだけでいいのです。